東大阪の地場産業


地場産業とは

東大阪市の中小企業の特徴を語るにあたっては、東大阪の地場産業とその歴史を振り返ってみることが有効である。

現在、全国各地に発達している地場産業の産地数は300以上とも500以上とも言われている。地場産業とは特定の地域に同業種の中小企業が根付きながら集積した特化型の産業であり、その製品が全国市場あるいは輸出市場に販売されていること、と定義づけできる。
(ちなみに大阪府では、以下のように定義づけている。「主として地元の資本による中小企業群が、一定の地域に集積して、技術、労働力、原材料、などの経営資源を活用し、生産、販売活動をしているもの」)またその多くが地方都市に発達している側面もあって、地場産業といえば地方の産業というイメージが強いが、実際には東京、大阪などの都市圏にも地場産業がたくさんある。(大阪府は昭和56年に63業種を選定)有名な地場産業でいえば、新潟燕市の洋食器、石川の九谷焼や輪島塗、鯖江のメガネ、泉佐野や今治のタオル、播州や三輪の素麺等々があげられる。

地方都市の地場産業は、これだというものを比較的明確にできるが、都市圏ではその存在があまり見えてこない。しかし、東京や大阪ではかつて色々な地場産業が興り、それがもとで都市の産業が発達し、今では近代工業を中心に多種多様な産業が発達しているがために、地場産業の存在感が薄れてきたといえる。

このことは、東大阪についてもぴったり当てはまる。戦後高度成長期頃までの東大阪市では多彩な地場産業が発達し、いわば地場産業の宝庫といえる地域で、何が地場産業であるかは地域の人間でも見ることができた。しかし現在の東大阪は実に多種多様な産業が高度に集積している。こうした産業の中にも、よく見ると長い歴史の中で地域に根付きながら特化し、今でも高いシェアを誇っている地場産業がある。


株式会社仁張工作所

〒578-0921
大阪府東大阪市水走3丁目14-6
tel:072-962-2888

詳細